グローバルソーラー社

薄膜系太陽電池は、シリコンを使用せずに製造することが可能な方法で作られ、コストも大幅に削減可能な製品でして、その生産シェアも高くなってきており、全体の10パーセントを占めるまでになったのですが、その大半は化合物系薄膜であるカドテルで生産されており、ファーストソーラー社が圧倒的な低コストで欧州市場に旋風を巻き起こし、薄膜系でFS社に対抗するのは難しいだろうという見方が強かったです。

そこで、太陽光発電の薄膜系の対抗馬として登場したのが、グローバルソーラーエネジー社でして、銅やインジウム、ガリウムやセレニウムの合金を使用するGIGS型の薄膜を開発しており、費用ではカドテルに劣りますが、発電変換効率は上回っています。

アメリカのソーラーセルベンチャーの多くは、CIGSを開発しており、この分野ではシリコンバレーのベンチャーとしても有名な、ナノソーラーやミアソールが先行して話題とはなりましたが、商業生産にまでは入り切れていない状態です。

この大規模商業生産に踏み切ったのはグローバルソーラー社が初めてでして、10年以上も前から研究を行っており、実験プラントを稼働して効率の向上に努めてきました。

当初は、皆さんも使用しているI-podや携帯電話向けを販路としてきていましたが、研究の進捗に合わせて本来の太陽電池用途に絞ってきている傾向を見せています。

2011年11月02日 |

カテゴリ:太陽光発電


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